2011年3月7日月曜日

ご飯を炊く



まず、日本人ですからご飯を炊くことから始めます。

ご飯を炊くにはお米を研ぐことから。


なぜ、お米は洗うとは言わずに研ぐと言うのでしょうか?

単に洗うのではなく、手でお米をこすりあわせてお米に付いている糠を落とすことから研ぐというのだそうです。

しかし力を込めすぎてお米の粒をつぶしてしまってはいけません。

精米の技術が進んだ今は昔みたいにゴシゴシ研がなくても良いそうで、2~3回研ぐと後は洗うだけでいいそうです。

水によってお米の味も変わります。

乾いたお米に初めて入れる水を吸水するために、研ぐときは水道水ではなく出来れば浄水器の水を使ったほうがよいとか。

またお米はどんどん水を吸収してしまうので、特に始めのひと洗いはすぐに水を捨て新しい水に入れ替えます。

でないとお米が最初に出てくる糠臭い水を吸い込んで、ご飯が糠臭くなるそうです。


2~3回研いでざっと洗ったあとは、ざるに上げ30分間水を切っておきます。

この時調度良いくらいお米が水を吸収し炊きあがりがよくなります。

これは、必ずやっていたほうが良いと思います。

私は30分間水を切っておいたのと、すぐに洗ったのと両方やってみて食べてみましたが、私にも歴然と味の違いがわかりました。

これからは必ず、お米を研いだ後の30分の水切りをやっておこうと思いました。

30分水切りをした後、内釜にお米を入れて規定の量まで水(この時の水も当然浄水器の水を使います)を入れスイッチを押して炊きます。

炊きあがりは必ず、すぐに蓋を開け炊き上がったお米をシャモジで下から軽くかき混ぜて蒸気を逃がし、お米の余分な水分をとばします。


これをしないと炊き上がったご飯の蒸気の逃げ場がなく、水っぽいご飯に仕上がります。

こうやって書いていくととてつもなく面倒なことに思えますが、慣れると全然普通にできます。

・研ぐ時に浄水器の水を使うこと。

・初めの水はすぐに捨てること。

・研いでから必ず30分ざるにあげること。

・炊きあがりにすぐシャモジでかき混ぜること。

この4つをやっておくと、必ず美味しいご飯が炊けます。


こういうお米の洗い方は短粒種のお米を食べる中国や韓国でもやっているのでしょうか?

中国の人に聞いたところ、中国ではやっていなくてあまり洗いすぎるとお米の糠を取り過ぎてビタミンBが不足し脚気になるのでお米はあまり洗わない習慣があったとか(たまたま私が聞いた中国の友人だけかもしれませんが)。

韓国ではどうなのかよくわかりませんが、もし知っている人がいたら教えて欲しいものです。


また、無洗米と普通のお米を実際比べてみましたが、味の違いはほとんどわかりませんでした。

4つのルール(無洗米なので二つ目のルールは必要ないですが)を守れば、無洗米でも美味しくいただけます。


たかがご飯されどご飯。

ご飯一つでも、ちょっとでも美味しく食べるために昔からいろんな工夫がされてきたのですね。




今日は季節はずれの雪。

私の年代より上のひとならイルカさんの「なごり雪」を思い浮かぶことでしょうね。

この雪の中、わざわざカメラを買いに行きました。

このブログにのせる写真を撮るカメラが欲しくなったからです。

デジタルカメラを色々手にとってみて、ソニーのNEX-5というのが気に入って買いました。

デジタル一眼レフなのに大きさが手にすっぽりと合い、なんともシャッター音が心地良い。

ほとんどこのシャッター音で決めたと言っても過言ではありません。

シャッター音を聞くためにこれからどしどし写真を撮っていこうと思います。




人気ブログランキングへ

0 件のコメント:

コメントを投稿